祭神は大物主神・崇徳天皇,配祀の香取神社祭神は経津主命。
金刀比羅神社は,もともとは大掾家が軍神,守護神として外城カンドリの地に香取神宮を祀ったことにはじまる。金刀比羅石碑によると文政10年(1827)に金刀比羅神社社殿を造営して,讃岐の国の金刀比羅神社を勧請して祀ったとある。
全国各地の金刀比羅神社の総本社は讃岐琴平町にある。金刀比羅神社は江戸時代以来,航海守護や開運の神として信仰されてきた。当社も古くから海の守り神として,銚子,那珂湊,平磯,平潟などの漁民から信仰され繁栄した。かつては,金刀比羅神社の例祭には大勢の参詣人で賑わった。
場所 | 国府六丁目2番 |