丸山古墳

丸山古墳

画像:丸山古墳

高友古塁

画像:丸山古墳02

丸山古墳は、石岡市柿岡の高友丘陵の中央に存在する古墳で、全国でも珍しい「前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)」という形をしています。

昭和27年(1952)に発掘調査が行われ、鏡や剣、槍、刀、玉と豊富な副葬品が発見されました。造られたのは古墳時代前期(およそ1700~1600年前)で、この地域を治めた一番初めの王の墓にあたります。

丸山古墳が存在する台地は「高友古塁」という中世の砦も存在しています。残念ながら城主の名前などは残っていませんが、丸山古墳に登っていくと、右の写真のように、断面が「V」字型の堀が見事に残っているのが分かります。丸山古墳を囲うように堀を巡らせていることから、物見櫓として古墳を利用していたのかもしれません。

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  • 【更新日】2013年8月9日
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